shouyaの気まぐれブログ

22 December

メリークリスマス！

人の想いが、見えたとしたら
どんな形に見えるのだろう？
人の数だけ、いろんな想い
きっと面白いに違いない

怒れる想いは、見たくない
悲しみに沈む想いは、見たくない
憎しみの中にある想いは、見たくない

見た者すべてが、憧れる
自信と希望に満ちた想いを、見ていたい
喜び溢れる想いを、見ていたい

人の心が、見えるとしたら
どんな色に見えるのだろう？

喜びと、希望を！
メリークリスマス！！

01:41:44 | shouya | |

18 December

yumeのためのピアノリサイタル３

先週の日曜日、数ヶ月ぶりにピアノ教師をしている友人宅を訪問した
前回訪問したのは9月だったので、3ヶ月ぶりになる
yumeにとっては、首が長～くなるほど待ちわびた訪問

いつものように、近くの駐車場に車を停めると、
サッサと車から降りてくるyume

何処に来たのか？
何処へ行くのか？
そんなの決まっているじゃない！

ママの手を取り、足早に
当たり前に友人宅に向かうyume
普段は、私にひっつき、何かとからんでくるのだが。。

浮き足立ったyumeの後ろ姿を見送り、荷物を車から降ろす
着替え、紙おむつ、食事道具、音楽まくら。。
チョットした外出でも、何かとyumeの荷物は多い
振り返ってみると、二人の姿は見えなくなっていた

今回、ママと「冒険」をしてみる事にした
友人にyumeを任せる事にして、近くの大型スーパーに買い物に行く事にした
友人は「えっ！　二人で行っちゃうの？」と、半ば困惑な顔をしたが
「あ、ふたりなら大丈夫！
yumeにとっては、親は不要な存在みたいだから。。
何かあったら、携帯に電話をくれる？　飛んで帰るからね！」
と、あっけらかんと調子よく答えるパパとママ
実際、彼女に早くピアノを弾け！　親たちはどっか行け！
そんな状態のyumeだった

2時間程で、戻ってみる
yumeは、大はしゃぎした後、友人の毛布に包まり一休み
やはり、実習だの学習発表会の練習だので疲れていたようだ
でも、二人で相当盛り上がったとの事

いつもは、低音の響きを楽しむ感じだったけど
今日は、高音の響きも声を出して楽しんでいたのよ！

と、友人も喜んでくれる
yumeは、友人にとって「音楽の先生」だそうだ
yumeの様子に合わせて、ピアノを弾いていると、
とても楽しい気分になるという
「音楽をすることに喜びを感じる！」

yumeにとっても、ここに来ると実に生き生きとした顔つきになる
目がクリッとしてきて、ホントに「たのしい！～」と
体全体から叫ぶような「オーラ」が放出される

今回、友人のアイデアで、ママとのコラボを試みた
幼稚園の教材で「こどものせかい」という月刊絵本がある
彼女が絵本の内容に合わせた曲をピアノで演奏し、タイミングを見てママが朗読した

これにはyumeも喜んだ
悲鳴に近い歓喜の声をあげ、飛び跳ねる
友人の顔を何度ものぞき込み
抑えきれない喜びを体全身で表す
友人もそのyumeの反応を見て、鍵盤を叩く指が踊る
まるで二人にスポットライトがあたっているかのようだった

ママと顔を見合わせ、その光景を喜んだ
yumeの進路の事で、あれやこれやと悩んでいた二人にとって
とても安らぎを与えられた一時だった

01:56:27 | shouya | |

10 December

yume、学生最後の学習発表会

ズンタタ、ズンタタ、ズンタタタ
ポン、ポン、ティン
オブラディ、オブラダ！！

学校の体育館に軽快な音楽が流れる
ビートルズの曲「オブラディ･オブラダ」が響き渡る

ドラムを叩く生徒
節に合わせて鉄琴を叩く生徒
歌を唄う生徒
顔に自信を漲らせながら、うれしそうに、一生懸命演奏する

演奏のさなか、先生に支えられながら
ローラースケートを履き、颯爽？と会場を一周するyume

顔は、こわばり、へっぴり腰
でも、自分の役目を果たそうと必死に先生の手を握りすべる
先生方が考えてくれた演出は、これからのyume達の姿を
どうやら、「オブラディ･オブラダ」を表現しているらしい
※ナイジェリアのヨルバ族の言葉で、「人生は続く」という意味のようだ

人生を、颯爽と！　生き生きと！
そして、謳歌して欲しい！
そんな願いが込められているものだと。。

でも、ちょっと「猿回し？」状態になってしまったyumeだった

高等部最後の学習発表会
１２月７日、８日と日間にわたって開催された
一般の高校で言うところの学園祭

会場となる体育館への廊下には、この半年の様子が写真で貼り出されていた
生徒たちの実習体験時の写真
夏の北海道への卒業旅行時の写真
卒業後の希望･目標が書かれた短冊
各自、生徒それぞれの個性が表された物が並んでいる

一般企業就職に就く生徒
進学を目指す生徒
作業所に行く生徒
そして。。

小学部から、毎年見てきた学習発表会
12回目を迎え、参加するのが最後となる

2日目は、yumeが所属していた「園芸部」が収穫した野菜販売のお手伝い
「看板娘」となる

先生の「いらっしゃいませ～！」の声に合わせ
ぺこりと頭を下げる
部屋の入り口で、来場者に対して
「寄っていって～！」とめったに見せない笑顔を振りまく
yumeには、意味が判っているのか不明であるが。。可愛かった

学校から満足げに戻ってきたyume
この数週間は、毎日、練習練習で、ホッとした様子
家に入り、いつもの布団に包まったかと思えば、イビキが聞こえてきた

楽しかったかな？
お疲れさま

00:27:08 | shouya | |

02 December

yumeの進路、どうなる?!

yumeは体験実習が一通り終わって、
しばらくの間は状態が良くなかった
学校でも、卒業後の生徒の事を意識して
「作業」を中心とした日々のスケジュールを組んでいた
実習体験がやっと終わったと思ったら、学校でも「作業」な訳だ

どうだろう？
yumeも意識しているのだろうか？
それとも、親たちが毎晩の様に進路先の事で話をしているのが
耳に入るのか、気になっている様子。

親たちは、yumeの進路先として、なかなか条件が揃わず苛立ちの中にいる
そんな状態で二人が話し合うので、必然的に声が荒くなる
yumeからすれば「ケンカ」をしていると思うのか？
なかなか気分に合う「音楽」が見つからず、
渋ちん顔で部屋から顔を出し、yumeも苛立ちを表す

今週になって、学校から連絡が入った
これまでyumeが実習体験を行った先からの結果が届いたという
担任と進路指導担当の先生、そして市の福祉課担当とで会う事になった
何やら希望通りの結果が得られない様子だという事が雰囲気から解る
私は会社に事情を話し午後から休む事として、約束の時間にママと向かう

先日の実習時、市内の作業所がyumeへの受け入れを積極的に検討してくれそうであった
その後の話で、その作業所では、来年通所者が増えそうで、送迎バスの手配が出来そうにない。。。
そんな話が、お母さん方の間で話題となっていた
なので、この市内の作業所が受け入れに際して「条件」の提示があり
そのことについての話と思って参加した

ところが。。。
yumeの受け入れには、職員の増員が必要だと結論に至るが、
来年は「増員」は出来ない
つまり、断られる事になった
yumeが実習体験を行ったところで、市内は無くなった

残りは、隣町の八王子もしくは府中の生活訓練所となる
府中の生活訓練所は、「市民」とならないと都合が悪い
ただし、来年にならないと受け入れてもらえるか解らないという
こちらが、府中に決めて住居を移したとしても「ごめんなさい」と言われる可能性がある
yumeも新しい環境、ママにとっても居宅を移す事ですべてが新しい環境となり
さらに受け入れてもらえるか不確定なので、この府中は候補から外す事になった

残るは、八王子の生活訓練所
明るく、オープンな雰囲気の訓練所で、私の印象は良かった
ここは、「ドアtoドア」の送迎は行ってもらえ居宅を移す事無くうれしいが
やはり、市外の利用者となる為、市内の利用者を優先に行い、後から迎えに来る
訓練所は10時から開始となるが、yumeのお迎えが10時過ぎになるらしい。。
午前中のスケジュールには参加できず、午後からの参加となる可能性がある

yumeにとっても中途半端な参加になる
ママにとっても午前中は、何かと用事があるはずだが、
yumeを見送り、開放される時間が中途半端となり一日のスケジュールが立てられなくなる

そんな我が家の都合を話していたところ
市内の施設はどうか？と提案を受ける
ここは、ゴミ缶を集め「潰す」作業を行っている所だった
缶を潰す騒音がすごく、昨年の実習体験時yumeが嫌がった
施設としては部屋数が少なく、「yumeの逃げ場が無いところ」と候補から外していた
建物の雰囲気も「汚い」イメージがあり、
仮にyumeが通うことになり、「トイレ臭い」服で家に帰って来そうだ。。
yumeは気分が落ち着かない時に、どこででも寝ころんでしまう事があるからだ

10年前は、この施設は人気があり、通われたいと待つ方がいたんですよ！
市の担当、学校の進路の先生もおっしゃるが

10年間、変っていないんだなぁ！
このままの状態で、既存の市の施設・建物として扱われるんだろうなぁ！
「市」の「福祉課」としての「将来への展望」が見えてこない
「在るからいいでしょ！」「利用しなさいよ！」
そんな感想しか持てない「悲しい親」が肩を並べて座っていた

来週、改めてこの市の施設に訪問する事になった
前向きな視点で「見学」できれば良いのだが。。。

01:09:08 | shouya | |

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