shouyaの気まぐれブログ

Archive for December 2008

23 December

メリークリスマス！

赤い鼻のトナカイよ
君の事は忘れていないよ
ただね、ちょっと夢を忘れかけているだけなんだ

赤い鼻のトナカイよ
おまえの鼻でこの世を照らしておくれ
君の鼻が明るく輝く時、きっと人々の心も温かくつつまれる

赤い鼻のトナカイよ
子供たちの喜びに満ちた笑い声を聞いておくれ
笑い声が大きく響けば響くほど、君の鼻はさらに輝きを増すんだ

赤い鼻のトナカイよ
本当は一緒に飛び跳ねたいよ
ただ、ちょっと恥ずかしいだけなんだ

yume081130

メリークリスマス!!
すべての人々の喜びを信じて!!

00:53:00 | shouya | |

17 December

yumeの、ジャジャジャ、ジャ～ン!!

yumeは、何処に行く事が出来るのだろう?!
受け入れてくれるところは在るのだろうか?!
そんな事でいっぱいだった、昨年の年末。。
長かったようで、アッと言う間の一年
yumeは、4月から通い始めたの作業施設に慣れた様子
というか、職員さん方がyumeのペースにすっかり翻弄されているように思える
学校で言うところの「1学期」にあたる4月から梅雨明けまでは、
さすがにyumeも戸惑ったようだ

空き缶潰しに、空き缶回収。。
yumeの出来る「作業」は何か？と、職員さん方も一生懸命探ってくれた
それでも、yumeはマイペース
自分に都合が悪いと怒り出し
気に入る事が見つかるとニカニカ愛嬌をふりまく
yumeが声を出して笑うと、他の通所者もつられて笑う
その様子を見て、職員さん方もつられて笑う
yumeは、ムードメーカーなのかも知れない。。
今もyumeに合った「何か」を探ってくれている状況である

通所当初、所長さんの横に座り、1時間ず～っと顔を眺め続けたそうだ
チョット、シャネルズの桑マン似、さすがにどうして良いかわからず
蛇ににらまれたカエルのごとく、yumeににらまれた所長さん！
1時間耐えてくださった。。

yumeare

年末になると1年の疲れが出るのか、yumeは不安定な様子を見せる
yumeのために用意したオーディオラックを倒したのは一昨年の11月
毎日が荒れて、自分でもどう持って行ったら納得できるのかわからない状態が2週間以上続く
今年は、どちらかと言うと「躁」状態。。
それが、yumeのペースなのだと思えば、それはそれで片づくのだと親も慣らされる

ママが出かけた土曜日の午前中、ベートーヴェン第5交響曲のDVDを観賞するyume
冒頭の「ジャジャジャ、ジャ～ン！　ジャジャジャ、ジャ～ン!!」が気に入ったのか大はしゃぎ

yume081124-1

そういえば、私も子供の頃、友人と一緒に聞いた「ジャジャジャ、ジャ～ン!」
何度も何度も繰り返し、冒頭だけを聞き笑い転げて楽しんだ

00:59:20 | shouya | |

12 December

朝からyume、寝つくまでyume。。

朝、目を覚まし、私の布団に潜り込む
朝食を作っていると、寄ってくる
朝食をとっていると、腕を掴む
朝のトイレで・・・、扉が開かれる。。

夜、会社から戻り手を洗っていると、背中を掴んでくる
夕食をとっていると、食卓の間に割り込んでくる
パソコンを開きメール確認をしていると、キーボードに手がのびてくる
ママと会話をしていると、間に割って入ってくる
夜のトイレで・・・、扉が開かれる。。

私の顔を見ると、寄ってくる
私を座らせ、椅子にする
私の腕を取り、背中に回せと指図する
私の口元に耳を寄せ、何か歌えと訴える
私の意識がテレビに行くと、腕に爪を立てる

ママは言う
いっそ二人は合体したら!?

23:58:45 | shouya | |

07 December

yume退場。。「禿げ山の一夜」に泣く!!

先月、学園祭でオープン演奏を楽しんだ音楽大学
今日は演奏会があり、無料のコンサートが聴ける！
喜んで会場に足を運んだ、パパとyume。。
14時からの開演だったが、yumeは家を出るのをためらい遅くなり、着いた時は14時半を過ぎていた

あれ？　講堂はどこだ？！
先日の賑やかさと趣が異り、人気の無い広いキャンパスに落ち葉が舞い散る
この間の学園祭で、モーツァルトの演奏を聴いた建物を目指したが、そこには誰もいなかった。。
今日は目的が理解できていたのだろう、yumeは黙々と私の横に並んで歩く
だだっ広いキャンパスを我慢して歩き付いてきた。。

ああ、キャンパスとは別の場所に在るんだ、表に出て向かい側の建物なんだね！
構内の案内図を探し、やっとの事で見つける
いつもだと、この辺で「もう歩くの嫌!!」と態度に表すyumeも我慢している
もう少しで着くよ！と、私の声に渋々と歩くyume

今、3曲目を演奏しています
休憩を挟みますから、その時に入ってくださいね

演奏会場である講堂にたどり着くと、受付のお姉さんが優しく案内してくれた
ロビーにはモニターが有り、中の様子が映し出されている
yumeと脇に在る椅子に腰掛け、おとなしくモニターを見ながら待つ

どうぞお入りください、お待たせしました
案内係が重い扉を開けて、私たちを導いてくれた

輝くような明るいステージに演奏者がすわる椅子が並んでいるのが目に飛び込んで来た
yumeは、普段DVDで見ている演奏会場を想像できたようだ
目がステージに釘付けになっていた

後半は、yumeの好きなチャイコフスキーの「アンダンテ･カンタービレ」だって
題名じゃ解らないよな？　聴けばすぐにわかるよ！
2曲目は、「禿げ山の一夜」、3曲目は、小澤のDVDで良く聴いている「1812年」
チョット音が大きいけど、怖がるなよ!!
ワクワクしながら私の膝に座り、様子を見守るyumeの耳元に告げる

kunion2

客席が暗くなり演奏者たちがステージに集まる
その様子を、私の胸に顔を埋めながらもチラッと横目で確認するyume
観衆の拍手に迎えられ、演奏が始まる
yumeが聞きなれた曲が流れてくる

声を出さないで最後まで聴いていられるだろうか？
自宅での音楽鑑賞とは違い、ましてやチョットした声も響き渡る会場内
気分が良ければ良いで、メロディを口ずさむ
曲の世界に入り込んでしまうと、うなり声、奇声を上げる
さて、無事最後まで。。

後半、1曲目のチャイコフスキーの曲は弦楽器のハーモニーが気持ちの良い曲
チョット声を出しかけたが、最後まで聴けた

気持ちのいい曲だったね、良く聴く曲だったろう？
yumeは、私の胸の中で満足げに聴き入っていた

2曲めの「禿げ山の一夜」が始まった
魔物たちが集まる夜の雰囲気を表現する出だし。。。

ウォーム!!　ウォーム!!

曲に反応し始めてしまったyume、会場内に響き渡るyumeの声。。。
治まるかなぁ。。と、思ったが、演奏に合わせ、声も一段と大きくなる
周囲の視線を浴びながら、荷物も持たず、慌てて、静かに会場を出る。。

おまえね～！！
知ってる曲なんだから、ここでは入り込むなよ!!
そういっても後の祭り
トランペット等の管が響き、それに反応してしまったようだ
仕方なく、ロビーでモニターから流れる中の様子を楽しむ事に。。

3曲目の演奏は、yumeが好きな曲だった
私の手を引き中に入るとジェスチャーをするが。。

演奏が始まったから、中には入れないんだよ!!
と、私の声にショボンとするyume
3曲目の演奏も終わり、アンコール演奏が始まったところで中に入るyume

あ～あ、こんなつもりじゃなかったんだけど。。
yumeの背中が泣いていた！

23:36:53 | shouya | |

03 December

サッと聞いて、サッと流す。。

サッと聞いて、サッと(聞き)流す。。
これは幻聴、返事はいらない。。

ある日突然、とても落ち着いた声で耳元でささやかれる言葉が聴こえてきたの
誰がいる訳ではなく、家に居ても、外を歩いていても。。
でもね、恐怖を煽るような、脅迫するような、そんな「声」は聴こえてこなかった！
なんか哲学者の話を聞いているような気分だった
いままで知らなかった単語、熟語が耳に入り、後で辞書で調べた事もあったのよ！

先月の同窓会で数年ぶりに会った友人、私と同い年の女性が話してくれた
彼女は20歳を過ぎた頃、統合失調症になってしまったという
幻聴が聴こえたり、誰かに見張られているような幻覚を感じたり
普通では想像つかない世界に足を踏み入れ30年が過ぎる

同じ病気の友人の話によると、幻聴が頭に響き渡った後の脳の疲れ方は
富士山の山頂に一気に駆け登った時の疲れ方と同じなんだって！

その話を聞いた時、本当に病気に寄る「幻聴」なんだろうか？と、疑問がわいた
実はyumeが調子が悪くなり、情緒不安定となってしまった時
まるで見えないものを見ているかのような、聞いているかのような
そんな仕草を見せていたし、もがき苦しむ
麻薬中毒患者が薬が切れ苦しむように暴れ回るyume
何かに取り憑かれたように暴れ回るyume
なので私はそんなyumeをしっかり抱き、yumeが落ち着くまで耳元で「じゅもん歌」を唄ってあげる
嫌なの、嫌なの飛んでゆけ！
yumeの中から出てゆけ！

並の人と違う、感受性豊かな、敏感な者にしか感じ取れない「何か」があるのではないか？
普通では目に見えない、聴こえない「何か」をある瞬間から、
まるでラジオのチューニングが遇ってしまったかのように受け取ってしまう事はないのか？
医学的根拠も学術的な根拠も有りもしないが、またそんな知識も持ち合わせていないが、そんな「遭遇」があってもおかしくない。。

この友人の話を全盲の職場の「相棒」にしてみた
あまり表現したりすると、変に誤解されるのも嫌で相手を選んで話題にするんですが。。
shouyaさんだったら、話は解ってもらえそうなので話しますが
実は、居ない筈の「気配」を感じ、耳元で「声」を聴く事はあるんですよ！
たぶん「何か」と波長が合った人に、この事象が起きるのではないか？と思っていました。
具体的な「表現」は避けたいですけど、いわゆる霊感者とか、この事象を逆手にとって仕事にしていますよね
お友達の場合、良い相手からコンタクトされたと解釈していいんじゃないかなぁ
yumeさんの様子は、最悪の相手ですよね、暴れ回るように囁かれたと思っていました!!

確かに、なにか「在る」ように思えてくる
yumeも成長してきたのか、いつも調子を狂わす落ち葉の季節
今年は、唯々甘え引付いてくるだけになっている。。

「ふくろう」と「木」を描いていると、何故か心が安らぐのよ！
数十年ぶりに会った友人は、自宅をアトリエのようにして描いた絵を飾っていた

yume081124

00:50:10 | shouya | |

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