shouyaの気まぐれブログ

Archive for April 2008

28 April

yumeの鼻歌

タァタ、タタ、タァタ、タタ、タァタ、タタ、タ。。

yumeが何やら口ずさみ、笑い転げている
チョット、機嫌が良い様子
可愛い笑顔と、可愛い声で唄っている

私もyumeのリズムに合わせ口ずさむ
タァタ、タタ、タァタ、タタ、タァタ、タタ、タ。。
(ズイズイ、ズッコロバシ、ごまみそズイ・・)
ママがyumeと風呂に入り、手遊びして遊んだ曲
yumeの頭にはこの曲のリズムが流れていた

ある時は、チャイコフスキーの交響曲第5番の2楽章
ある時は、ベートーベンの交響曲第7番の2楽章
ある時は、ドリスデイのセンチメンタルジャーニー
そして、ある時は、東京音頭。。
言葉は出ぬが、鼻歌は快調
自らのリズムに合わせ、ピョンピョン跳ねて踊る

yumeの頭の中には、リズムが流れている
このリズムがうまく自分の気持ちと合わなくなった時
気分とそぐわぬものとなった時
yumeは落ち着かなくなる。。
イライラして、怒り出す。。
そして、その応えを求めるように
私にしがみつき「唄え！」と指図する
私が、yumeが意図した曲、求めている曲を返す事が出来ないと
「スイッチ」を押す様に、ツネル、口元を叩く

自分の気持ちを「表現」出来ず
相手に「伝える」事が出来ない事ほど辛い事は無い
何気なく使う「言葉」
人は「言葉」なくしてコミュニケーションを持つ事は出来ない
たとえ話す「言葉」が出なくとも、
それを何かしら「表現」する事でコミュニケーションを持つ

yumeは、yumeなりに
この「言葉」に変る表現方法を模索している
学校を卒業し、新しい「場所」へ参加する事になったyume
新たな環境で「どうしたら通じるのか？」
そんな想いで「新たな自己表現」を開発している？
と、勝手に想像してしまう。。

yumeの鼻歌となって出る曲が
その時の気分で決まっているようであれば
それは「すごい！」事なのだが。。
どうも、それは無さそうだ

今日は、何を唄うのだろう・・

08:11:17 | shouya | |

24 April

yume、恒例の情緒不安定!?

調子が良い時のyumeさん
調子が悪い時のyumeさん
早く全部知りたいです！

yumeさんの不安を一日でも早く
「ここなら安心！」「ここなら楽しい！」に変えられるように
「大丈夫！」を沢山分ってもらえるように頑張ります！！

yumeは、通所3週目を迎えた
出だしは良かったものの、12年間通った学校とは勝手が違う
なかなか環境の変化に追いつけない？

与えられた仕事は、見向きもせず
笑ってごまかし、不機嫌を表し
我がまま放題、好き勝手
職員の方を振り回すyumeがいる
親としては、肩身が狭い。。

yume、おまえの笑顔は、見る者すべてを和ませる
「100万ドルの笑顔」だ！！
我がままするのであれば、せめて笑顔を振り撒いてこい！
と言いたいところだが、yumeに伝われば苦労はしない。。

毎年、ゴールデンウィーク前後は情緒不安定になってしまうyume
今年もお構いなしにやって来た！！
私が帰宅し玄関の扉を開けると、ゴジラの雄叫びが聞こえてくる。。
何処から声が出るのか不思議！と思えるほどの低く通る「うなり声」
顔は引きつり、身体全体に力が入り暴れ回るyumeが私を出迎える

こうなると覚悟を決めるしかなく
食事は、味わう暇なく流し込む
食後の一服も許されず、寝ついてくれるまで奴隷状態！
数時間の後、開放されると日付はとっくに変っている

満足そうなゴジラのイビキ。。
破壊された街のごとく、灯をつけて起こすまいと闇の中にたたずむ私
今日も一日が終わる

00:56:31 | shouya | |

22 April

誇りを持って生きる。。

俺たちは、鰹節屋として誇りを持ってがんばる！
お前も、誇りを持って学生として勉強に励め！！

「誇りを持て！！」
先日、何気なく見ていたテレビドラマの一場面。
今となっては、死語に近い言葉であったが、妙に心に響いた。

日々流れるニュースにため息をつき
自身の生活に目をやれば安堵は遠い
そういえば、毎日を仕事に追われ、時間に追われ、生活に追われ。。
ただただ、流されている自分に気づく。

楽しくなければ、人生じゃない！
楽しくこなせなければ、仕事じゃない！
楽しいと感じなければ、価値はない！！
そんなことを嘯いていたのは、何時のことだったろうか。。

今一度、己の原点に立ち返り
誇りを持って嘯こう!??。。

20:09:08 | shouya | |

16 April

yumeの連絡帳

「今日からよろしくお願いしますね」
yumeさんに声をかけると、とってもうれしそうな笑顔を見せてくれました。
不安だった私の気持ちが一転し、これからyumeさんと一緒に過ごせる喜びに変りました。。。

＊＊

今日は笑顔が少なく、戸惑った様子のyumeさんでした。。。

＊＊

新しい環境は、心身共に疲れますよね。
今日のyumeさんは、笑顔と、涙と、困った表情。。。

＊＊

今日は不安定な一日でした。
缶作業は拒否。音楽でも安定出来ず泣くことも。。。

＊＊

今日は一日、表情が良かったです。
大きなしっかりした声で笑うことがあり、職員もつられて笑ってしまいました。。。

＊＊

yumeさんの心は、
きっと今日の天気の様に不安定で戸惑いでいっぱいなのでしょうね。。。

＊＊

環境の変化(関わる人も含めた)は、私たちにとっても、大きな出来事ですよね。
平常心でいる事のほうが無理ですよね。。。

＊＊

初めてのリトミック。戸惑い、困ったように、やや興奮状態。
自分で自分を落ち着かせように激しいプルプル。。。

＊＊

今日は元気に機嫌よく過ごしていました。
午前中は缶つぶし作業を行い、音楽を聴いて過ごしました。。。

＊＊＊

yumeが通い始めた作業施設からの連絡帳
担当の方が綴るメッセージ
日々変るyumeの心を受けとめようと
暖かい気持ちが伝わってくる

yumeも確かに必死だが、職員の方も必死
風の吹く日に、糸が切れた風船を追っかけるように。。
yumeの心を追いかける

00:29:13 | shouya | |

07 April

yumeと弦さんとリトグラフ展

トントン、タン！
トントン、タン！
両手で木製のハンマーを持ちリズムを付けて、空き缶を潰すyume

4月1日から市内の作業所に通い始めたyume
市内で拾ってきた空き缶(ビール缶)を潰す作業がyumeの役割
ハンマーと言っても、横20センチ、縦10センチ、厚さ3センチ程の長方形の木片
yumeが持ちやすいように職員が用意してくれた

初日は、ママも卒業した養護学校の担任だった先生も様子を見にきてた
yumeは横目で二人の存在を確認しつつも、新しい環境に馴染むべく振る舞っていた
その後も2日目、3日目と元気よく笑顔を振りまいていた

アレ？　今までと何かが違う！？
訓練実習でこの作業所に来ていた時は、養護学校の先生も来てくれていた
ところが、初日は顔を見たものの、その後は姿も気配も感じない
そう感じ始めたのか、だんだん落ち着かなくなってきたyume

壁際に身を潜め、オイオイ泣く
オイオイ泣いたかと思うと、ヘラヘラ笑う
そしてまた、オイオイ泣く
家に戻ってからも、不安からか情緒が安定しない
いつもの音楽も、いつものビデオも納得出来ない

これまでを振り返ってみると
小学部から、中学部
中学部から、高等部
と進級するたびに、担任の先生も変り
見慣れた教室も同じ校舎内ではあるが変ってきた
そんな新学期が始まる春は、落ち着きがとれなくなるyumeだった
「春先の恒例」ともいえる行動だった

今までは、教室が変ろうとも、同じ「校舎」だった
yumeちゃん、おはよう！
廊下を移動していると、以前お世話になった先生方に声をかけられる

ところが、この春からは違う
見慣れた「校舎」は無く、聞きなれた声も聞こえない
合う顔は見慣れない人。。
そんな環境の変化が、yumeには「あれぇ？？？」なのだろう

夜の就寝後、2時間ほどして、私の布団に潜り込んでくる
そのまま、黙って寝てくれれば良いのだけれど
「ん～！！」と、大便を訴える
「背中が痒い！！」と、掻けと訴える
夜中の2時、明け方の4時と。。この1週間、恒例となった
yumeの気持ちも分るけど、パパも寝不足
「寝かせてくれ！！」と訴えるものの却下となる

そんな、1週間の中、弦さんから「今年もやるよ！」とリトグラフ展の案内状
彼に会うこと、彼の作品に触れることで「元気」がもらえる
今年は、yumeも連れて行くことにした

yumeにとっては初めて遭う、弦さん
初めて見る、作品

yume_gensan5

最初は、お・そ・る、おそる
作品にも、弦さんにも
遠くから様子を見るように、徐々に近づく

yume_gensan1

でも、弦さんにすぐに身を許すyume
手遊びしてくれる弦さんを、すぐに気に入ったようだ
まるで自分のために存在しているかのように。。。

yume_gensan2

ギャラリーに入った時は、機嫌がイマイチ
顔つきもきつく、イライラしている様子だったが
弦さんの作品に囲まれているうちに、優しい顔に変ってきたyume

yume_gensan3

はてさて、「元気」はもらえたのだろうか？
yumeは、また1週間が始まる

yume_gensan6

01:03:04 | shouya | |

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