shouyaの気まぐれブログ

Archive for October 2008

29 October

yumeと秋と音楽と

19日は、通う施設の「お祭り」だった、いわゆる学園祭
ゲストの歌、手品、民族舞踊にフラダンスとyumeの好きな出し物ばかり
本来、来園者へ対応した「ゲーム」の案内係を仰せ付かっていたはずが
そんなの知らぬ！と、我が物顔で会場内をウロチョロ。。
一日を満喫したyumeだった

秋晴れの心地よい風がうれしいこの季節
ところが、yumeにはどうも合わないらしい
週が明けてから、気分は今一つ。。
不安な気持ちになるのか、やたら甘えるように私にべったり
会社から帰宅した私を見るや飛びついてくる

ただいまぁ～
今日は良い子だったかな？
日中は楽しく過ごせたか？
そんな会話は成り立つ訳はないが、それでも一つの訓練と話しかける
が、知った事かと、洗面も着替えも許されずに
待ってました！とばかりにオーディオの前に連れて行かれyumeの椅子になる私
嬉しいやら、悲しいやら。。

あ～！！　風邪とか持ち込むとまずいから、ちゃんと手を洗って着替えてからね！
と、無理やりyumeのひっつきを振りほどく
すっぽんのyumeである。。

最近、買ったDVDを鑑賞する
季節が冬に近づくとチャイコフスキーのメロディが気になるyume
バーンスタインという指揮者がボストンで演奏した交響曲第5番
を一緒に見る
表情豊かな指揮ぶりがyumeにも気に入ったようだ

CDでは良く聴いているこの曲を映像で観る事が出来るのは嬉しい
私の膝の上で、メロディを口ずさみながら喜んで見入るyume
すっかり虜になっている

「感傷の秋」とは好くいったものだ
yumeはチャイコフスキーの旋律に引きずり込まれ
元の世界に戻れなくなる事が多い
興奮し過ぎると言うか、入り込み過ぎると言うか。。
頭の中で、音楽からの切りかえが出来なくなるようだ
楽しんだ後の興奮状態から戻ってこられるのに30分かかる時がある
それは一種の「失神状態」なのだろうか？
yumeにだって夢中になれる対象があってもおかしくないが
これで良いかどうかは複雑なところ。。

それにしても、最近、一人で観賞することが少なくなった
特等席？　私の膝の上にチョコンと座る
あ～、夜は美味しい珈琲をゆっくり飲みたい

※DVDの紹介はHMVの広告ページを利用しました。

22:41:54 | shouya | |

16 October

yumeとピアノと音楽と。。

久しぶり～!!
玄関を開けたとたん、待ってましたとばかりに靴を脱ぎ
ササッと家に上がり込み、定位置に着くyume

早く、早く!!
鍵盤を叩いて!!
何か曲を弾いて聞かせて!!
挨拶代わり?に、あっという間にピアノの蓋を開け
友人の手を取り、鍵盤に導く

yume0810121

待ってたのよ!
さて、恒例の「キラキラ星」からはじめますか!?
と、すべるように曲が流れ出す
yumeのスイッチが入り、ママとパパは取り残される。。

yume0810122

yumeを連れて、ピアノ教師の友人宅へ
前回の訪問が6月だったので、yumeには相当な時間が流れていた
待ち遠しかったに違いない

隔週で、隣町の公民館で行われるリトミック(音楽療法)に通っているが
ここでは、すべて我が者顔、時間も何もかもyumeの支配の元に過ぎてゆく
鍵盤から溢れ出る、音符がyumeには見えるのだろう
目は宙を舞い
心から湧き上がる声が、シャボン玉のように舞う音符を掴むように弾む

yume0810124

最高!!
うれし～!!
たのし～!!
はずむ～!!

確かに、私たち親のいる場所は無かった
yumeを友人に任せ、1時間ばかり外に出かけることにした
下町の雰囲気が漂う近所を散策し、「昭和」のままの喫茶店で時間を過ごす
yumeには悪いけど、こんな時間は滅多に過ごす事は出来ないと
ママと学生時代を懐かしむ

ちょっと気が抜け、気がつくと2時間が過ぎていた。。
慌てて戻ってみると、まだ二人の世界が続いていた!!

疲れないの？
友人に聞くと、だってyumeちゃんとピアノを弾いていると楽しいのよ!!
と、本当に嬉しそうに返事が返ってくる
yumeも本当に心から楽しんでいる様子が解る

yume0810125

おいおい！　調子に乗るんじゃないぞ！
お姉さんを壊すな!!
調子に乗って友人の顔や頭髪に手を出すyume

でもね
yumeちゃんは、パパを意識しているみたい
だって、さっきまでこんな仕草しなかったもの
一緒に唄って、ちゃんと声が出ていたのよ
リズムに合わせて跳ね回るし
二人で楽しんでいたのだから。。
yumeちゃんも人を意識するようになったのね！

yume0810127

イタズラそうな顔つきで、友人の髪の毛をひっぱるyume
今日も満足一杯の一日を過ごせたようだ
また、来ようね!!

00:31:26 | shouya | |

11 October

頭の中で曲が鳴る

仕事で相談の電話を受けている最中にBGMが聞こえている
私の頭の中を、ベートーヴェンの「第九」が響く。。
先週末の夜、yumeと観たベートーヴェンの第九演奏会のDVD
どうもそれが私の頭にこびりついたようだ
意識するしないに関わらず・・・

今からもう30年以上も前の事
数枚のLPレコードを抱え、夕方から訪問する友人宅

カラヤンは、オーケストラのメンバーを楽器と思って指揮をする
ベームは、医者がカルテを読むように譜面を読み指揮棒を振る
バーンスタインは、一つ一つの音を「フェードアウト」するような演奏をする
サンタナが演奏する鳴くようなギターは、演歌だ！
ビリージョエルの音楽は、魂のシャウトだ！
そんな他愛の無い会話が、空が明るくなるまで続いた。。

時には、友人が入れるサイフォンの中を落ちるコーヒーを眺めながら
時には、数冊のバイクのカタログを見比べながら
時には、針が置かれたレコード盤が回転するのを目で追いながら
有り余る時間を友人と共有していた、学生時代。。

ベートーヴェンの第七交響曲を初めて聴いた後
交響曲の「スケルツォ」が好きになり
いろんな曲のスケルツォ楽章だけを一つのカセットにまとめ
なんども、何度も同じ楽章を繰り返し聴きたい時期があった・・・

私のあぐらの上にチョコンと座り、音楽DVDに聴き入るyume
私が友人と他愛の無い時間を過ごした頃と同い年のyume
ベートーヴェンのリズムに合わせ、yumeの首が前後に揺れる
ひとさし指が、小刻みにリズムを刻む
時には指揮者よろしく額によせる渋い皺

yume！　とても素敵な演奏だねぇ！
あのホルン奏者、面白い顔をしながら演奏するね！
うわぁ、後ろに見える客席のお爺さん、寝てるよ～
この演奏、楽しいね!!
チラッと目が合い、ニッと笑うyume

会社から帰ると、夕食を済ませたyumeが珍しく静かな部屋でくつろいでいる
布団に包まり、何やらリズムを口ずさむ
どうやら、yumeの頭の中では何かの曲が響いているようだ

00:18:48 | shouya | |

06 October

yumeの機嫌と低気圧

今週の日曜日から、yumeは私にひっつきモード
またしてもイライラ、ソワソワ、落ち着かず
気持ちが不安なのか、親には時間を与えてくれない
yumeには、yumeの言い分もあるのだろう
思うように表現できないのが苦しいところ

気温が下がり、空気が乾燥し始め
過ごしやすい日々を送れると思っていたが
低気圧前線がyumeに影響を与え始めたようだ

ちょっとした事で、敏感に感じるyume
寝つきが良くなっていたのだが、また、寝が浅くなった
寝息が聞こえたかな、、
と半身を起こそうと布団が揺れると私の袖を掴むyume

※画像は、tenki.jpより

23:12:57 | shouya | |

04 October

yume驚く、一目散に逃げる。

車の窓から広い草原が見える
現地人のガイドに案内されドライブを楽しむyumeとママと私
やがて草原から密林のジャングルへと入る
突然ガイドが「銃を手に取れ、引き金を引け！」と私たちに向かって叫ぶ
生い茂った緑の間から蠢く一団が、車めがけてやって来る
とても大きな蜘蛛の群れ。。
私は目の前に設置された銃を使い、次から次へと襲いかかってくる蜘蛛を撃つ
眼前いっぱいに覆いかぶさる巨大な蜘蛛、蜘蛛、蜘蛛・・

うわぁ!!
ママと私の間に座っていたyumeが悲鳴を上げ
突然立ち上がり、勢い良く車から飛び出した!!
えっ!!　何処に行くの!?
慌ててyumeの後を追うママ!!
それを目で追う私!!

ハッとして、目を前に向けると・・
画面いっぱいに広がる”ゲームオーバー!”

郊外のデパートにあるゲームコーナーは閑散としている
yumeは人気の少ないこの場所を気に入っていた
アンパンマンの音楽を流しながら、ガタンガタン動く「乗り物」に乗り
2畳ほどの敷地をグルグルと3周する、汽車に跨がり
面白そうな物がないかと、次から次へと物色する
殆ど貸し切り状態、我が物顔で巡り回るyume
そのコーナーに、ジープを模したシューティングゲームがあった
フロントガラス一面に広がるスクリーンは、リアルな映像を映し出し
まるで本物の蜘蛛が飛びついてくるように錯覚させる

「怖い物見たさ」とは良く言った物で、飛びついてくる巨大な蜘蛛が怖いものの
親にしがみつきながらジープに乗り込もうとするyume
初めてこのゲームをした時に、その映像のリアルさに驚き、思わす逃げ出したyume
その反応の早さと、「乗り物」から飛び出すyumeの早さに驚いた!

ゲームコーナーに立ち寄ると、普段歩くのにも私にひっついて離れないyumeが
タタッと、私から離れて一人で物色して回る
勿論「いつも」ではなく、気分の乗った時の事だが。。。

それでも、yumeはyumeの世界を見ている
ちゃんと楽しむ場所を知っている

そういえば、yumeが好きな「乗り物」でボート状の物があったのを思い出す
オールが付いていて、それを本物よろしく漕がないと進ませる事が出来ないゲームだった
滝を落ちたり、渦に巻き込まれたり。。
yumeにせかされながら必死に漕いだ記憶があるが
今でも時間内にゴールまでたどり着けるだろうか?
いや、避けた方が良いのかも知れない。きっと・・・・

00:39:28 | shouya | |

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